私、理由あって転職活動中です。世間では今は好景気で求人数も多く、求職しやすいと言われてます。
しかし! それは一部の層(30代以下、際立った専門性がある、特定業種)に限ったことであり、私のような事務職は依然求人が少ないのが実情です。
しかも、噂には聞いてましたが40代50代の中高年になるとそれ以下の層に比べ求人数が目に見えて減ってきます。
いやいや、今は求人において年齢制限することはNGだし、人手不足なんだから大げさじゃないかと思うかも知れません。
でも実際に転職活動始めればすぐに分かります。まず書類審査すら通らないことが多いんです。
私も何社か応募しましたが人気のある企業だと即NGの連絡が来ます。早いと0.5日でNGの連絡がありました(普通は実働5~10日で返答)
これは、履歴書/職務経歴書は見ないで、単に年齢、学歴、資格(語学力含む)でスクリーニングされてるとしか思えません。
人気企業になると募集人数もハンパじゃないでしょうから、一つ一つ履歴書/職務経歴書を見ていてはコスト大ですから仕方ないのは理解できますが、、、
最近のエピソードとして、会社の同僚(A氏 50歳目前)も転職することになり先日退職の挨拶に来てくれました。
A氏は会社では部長相当の役職を持ちつつ技術営業として全国各地を飛び回り、様々な会社との繋がりもあったのであっさり決まったのかと思ってました。
ところが、そんなA氏でさえ4ヶ月も転職活動して、ようやく次の職場が決まったとのことでした。
私の周囲には最近転職する人が多く、早く決まった人もいますが給料をかなり妥協した人でした。
40代50代になると家のローンや教育費など家計の出費がピークに達します。なので転職で最優先されるのは「給料」だと思います。
ところが、40代50代での転職は基本給料は下がることの方が多いのです(現職がとてつもなく低給なら別ですが)
まず、私が転職活動で甘かった気持ちを変えてくれた本を紹介します。タイトルは30代40代の転職ガイドとありますが50代の転職にも役立ちます。Amazonなら「なか見!検索」で書籍の一部が見れるので、一部でも読んでもらえれば参考になると思います。
2014年発行で絶版のため新品は高い様です。中古か2011年版の「30代40代のための転職成功ガイド」(2014年版の基になった書籍)を買うと良いと思います。
今、転職で苦労している身なので痛感しますが、転職活動は情報が命ですよ!
何も知らずに転職活動してたら時間が過ぎ余計不利になります。
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情報活動
何はともあれ求人情報の収集からですが、情報収集先として一般的には下のような感じでしょうか?
- ハローワーク
- DODAやリクナビ、パソナなど転職サイト
実際それぞれを利用した身として、特徴を私なりに紹介します。
ハローワーク
ハローワークは職安のイメージがあり、出向かないと求人が見れない印象があるかも知れませんが、今はインターネットでも検索/閲覧が可能です。
ハローワークインターネットサービス - ハローワークインターネットサービストップ(仕事をお探しの方)
職安の端末とほぼ同じ求人が見れますので、平日職安に行けない方はインターネットで検索がお勧めです。
メリットは地元求人が潤沢なことです。
しかし、苦労して沢山の求人情報を見ても給与が少ない会社が多いと思います。
ただ製造業や介護職の求人は多く、見つけやすいと思います。
転職サイト(DODAやリクナビなど)
ハローワークで気落ちした私が向かったのは転職サイトです。
転職初心者が転職サイトの心配することとして料金が発生するんじゃないかと思いますが、転職サイトは求人先(会社)から広告料や紹介料を貰うビジネススキームですから、求職者(私たち)が料金を払う必要はありません。
私の経験では、転職サイトはそれぞれ得意な業種がある様です。あと特定の転職サイトだけの求人も実際あります。
まずは、それぞれの転職サイトに登録して現職に近い求人を探してみましょう。
メリット
- 求人が多い
- ハローワークより給料が高い会社が多い
- 条件(職種、勤務地、給料など)で検索できる
- 条件にあった求人やおススメ求人のメール配信があったりする
- 向こうからオファーが来ることもある(書類選考OKな場合もある)
- 求人先の情報が豊富(給料はもちろん、具体的な仕事内容や応募条件)
- 応募(エントリー)が楽 ※楽な分注意点もあります
デメリット
- 30代以下の求人が多い
- 地方の求人が少ない(他の転職サイトと併用してカバー必要)
- 最初に履歴書/職務経歴書を作成するのが面倒
- 求人メールは適切に設定しないと頻繁
- 機械的におススメしてくることもあり、自分での選別が必要
履歴書/職務経歴書は見本を作っておくと使い回しが出来て便利です。
自分の希望する職種や勤務地を登録すると条件にあった求人がメールで届きます。
特に仕事しながら転職活動する人には、毎日午前やお昼前にメールが届くことが多いので、私は昼休みに新着求人をチェックしてました。
おススメの求人や求人先からオファーが来る事もあり、書類審査OKで面接に勧めることもあります。
欠点は地方の求人がハローワークより少ないことです。対策として複数サイトに登録することでダブりも出ますが求人情報を広げることができます(ダブりは気が付きますが漏れは分からないので)
代表的な転職サイト(私は一通り登録しました)
40代50代は転職サイトのエージェントの力を借りるべきです
私がDODAやリクナビを利用して思ったのは、求人数は膨大ですが20代30代が多いような気がしました。
また、40代50代は転職が始めていう人も意外に多いと思います(私もそうです)
そして、少しでも高給を狙うならエージェントを利用(マイナビ転職エージェントやJACリクルートメント)すべきことが分かりました。
なぜなら、エージェントはサービスが充実して人手がかかっている分、手数料の大きい(=給料が高い)求人中心で扱っているからです。
私も紆余曲折してましたが、エージェントの力を借りて転職活動を進めることでようやく次に進める様になりました。何人かのエージェントに登録してますがサービス抜群で心強いです。
例えば、面接当日は、面接前と面接後それぞれに電話をいただきました(私が心もたないから?笑)。
地方から都会に出るので電車の時間を調べてくれたり、面接のアドバイス。そして、面接後は次の転職地として感触はどうか?など色々聞いてもらいましたが、高給の求人を扱ってるだけに決して押し付けてくるようなことは無く丁寧で、私の立場で考えてくれてるのが有難かったです。
こちらも私が感じたメリット/デメリットをまとめました。
メリット
- 求人企業の生の声が聞ける
- 面接のアドバイスもしてもらえる
- 高給の求人が多い
- 書類選考が通りやすい
- やたら多くの企業は勧めず厳選して紹介してもらえる
エージェントは求人企業の人事担当者を実際に訪問していることが多いので、求人に至った理由や欲しい人材など詳しい情報を持っています。
おかげで応募先の状況を詳しく教えてもらい、納得して応募することが出来ます。
エージェントは相手先が求める人材を把握した上で紹介してくるので、書類選考に通る可能性が大きいです。
デメリット
- 基本1社ずつの紹介
- 始めに電話や面談などインタービューがある
1人のエージェントは基本1社ずつ紹介のようです(他エリア担当から紹介されることはあります)。複数紹介しても1社しか転職出来ないので他の会社に失礼ですからね。
私はデメリットと思いませんが、始めに電話や面談で状況確認があります。例えば、希望の職種/勤務地/年収、転職に関しての制限や思いなど。
大体30分~1時間程度ですが、直接話すことで、エージェントの人となりも分かりますし、エージェントも感情移入しやすくなると思います。
もし、勤務地にこだわり(県外NGなど)があって、複数の応募を同時進行したい場合は何社かのエージェント会社に登録する必要があります。
代表的な転職エージェント(私が利用しているものも何社かあります)
最後に
エージェントからの紹介で数社面接にこぎ着く事が出来ました。
この段階になって、面接から内定の流れにも注意すべき点があることが分かりました。また、履歴書の希望年収欄は「高め」「低め」「規定に準じる」のどれが良いと思いますか?
と言うことでまだまだ書き足りないのですが、今は転職活動が優先なので今回はここまでにします。
この記事が好評だったら続きを書こうと思います。もちろん転職活動も終わってることが条件ですが(笑)
転職活動は甘くはないですが、数年前よりは求人があることは確かです。この記事が皆さんの参考になって転職活動に幸あることを願っております!
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